こんにちは、ふいです
今回は簿記学習の中で初心者がつまづきやすいポイントである仕訳について解説していきます。仕訳を理解できると簿記が一気に楽しくなります!
この記事を読んで仕訳をマスターしていきましょう!
仕訳とは
仕訳とは取引を帳簿に記入するさいに勘定科目と金額を記録する会計処理のことです。
簿記の基本中の基本ですが、この仕訳を間違えてしまうと決算処理や確定申告が正しく行えないので、仕訳のルールをしっかりと理解しておきましょう。
借方と貸方
仕訳は取引を「借方」「貸方」に分けて記入を行います。
勘定科目は「資産」「負債」「資本」「費用」「収益」のグループに分類されます。これらのグループごとに増減を「借方」と「貸方」のどちらに記入するかルールが決まっています。
これらのグループの増減のルールは以下の通りです。
- 資産・・・増えれば「借方」、減れば「貸方」
- 負債・・・増えれば「貸方」、減れば「借方」
- 資本・・・増えれば「貸方」、減れば「借方」
- 費用・・・増えれば「借方」、減れば「貸方」
- 収益・・・増えれば「貸方」、減れば「借方」
仕訳の書き方
取引に応じた勘定科目を決める
例 靴(5000円)を売って現金で受け取った
この場合、ポイントは「現金での売上」と「5000円」です。そしてこの取引二対応する勘定科目は「現金」と「売上」の2つになります。
その勘定科目はどのグループに分類されるか確認する
勘定科目がわかったらその勘定科目を「資産」「負債」「資本」「費用」「収益」のどのグループに分類されるか考えます。
上記の例だと科目は「現金」と「売上」でしたね。
この場合は現金を資産のグループ、売上を収益のグループに属していることを確認します。
勘定科目と金額を「借方」「貸方」に記載する
勘定科目が確認できたら、それぞれ借方と貸方に記載していきます。
上記の例だと現金(資産)が増えているので、借方に「現金」と記載します。そして売上(収益)が増えているので、貸方に「売上」と記載し、両方に金額を記載します。今回だと5000円です。
| 借方 | 貸方 |
| 現金 5,000 | 売上 5,000 |
左右の金額が一致する確認
一つの仕訳をする事に、借方と貸方の合計金額が一致することを必ず確認してください。借方と貸方の金額は必ず一致するので、違っていたらなにか間違えてると考え再度確認を行いましょう。
まとめ
今回は簿記の学習の中で初心者の方がつまづきやすいポイントである仕訳について解説しました。
- 仕訳とは
- 借方と貸方
- 仕訳の書き方
仕訳を理解すると簿記の理解度が上がり、楽しくなっていきます。
仕訳を制するものは簿記を制す!
以上、ふいでした!

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